どうも、タコブログのお時間です。
本業はデザイナー兼ホームページ制作屋として、人口約7,000人の田舎町を拠点に活動しております。そう、あれは約2年と半年前のお話。
ぼくは、久しぶりの福岡県某地元に戻り、今後の将来も考え次仕事何をやろうかと悶々としていました。歳はアラサーも後半に入ろうかと言う年齢でしたので、今さらどこかで雇ってもらって働くなんて考えもありませんでした。(結構周りにも、その年で再就職は厳しいでしょ!っなんて心なきことも言われたりした)
ただ漠然とだけど、誰かの役にたてるような仕事がしたいなー、と思っておりました。
その時点で、ぼくは起業も選択肢にはありました。
前職は軽貨物運送で配達業をやっていたのもあり、個人事業主という生き方にも慣れてきたころでもありました。
ぼくにとって個人事業主は自由人な働き方で、誰にも縛られないスタイルと、頑張ったら頑張った分、自分に報酬としてかえってくるのも好ましかった。日々の帳簿付けや確定申告も苦にならず、むしろ割と好きだったりする。
そこでぼくは生まれ育った地元に、なにか貢献できることはないだろうか?なにか足りない部分を自分のスキルで補えることはできないか?
と、おこがましくも思うようになりました。(気持ちは本気なんです)
デザインとITで地方を豊かに。
もともと小さい時から絵を書くのも好きでした。地元のコンクールで賞をいただいたこともあります。(そう、あれは幼稚園と小学3年生の夏の頃)
ながらくやってなかったけども毎日猛勉強したらいけるんじゃね?というお得意のポジティブ精神で地元から戻り約6か月間、古びた実家の2階に籠った。
合わせてWEBも勉強しました。地元企業の何十年も古くなったホームページを自分がリニューアルし、PR力の底上げをしていこうと思いました。
WEBの経験は20代前半の時に少々。
当時バンドマンだったぼくは、自身のバンドのホームページを独学で作成したことがあった。ライブで配布するチラシもぼくが作成してたと思う。
精神と時の部屋な6か月間
デザインは、基礎を中心に学びなおしました。
余白、グリッド、グループ化、ジャンプ率などなど、チラシやバナーデザインを中心に勉強しました。学べば学ぶほど奥の深いデザイン。基礎力向上はとにかく制作の場数とデザインを見る目を養うことに尽きると思います。
坂本伸二著書の「デザイン入門教室」は当時めちゃくちゃ読み勉強させてもらいました。内容も見やすく読みやすいので、デザイン初心者の方には特におすすめの良本です。
WEBは、プロゲートを中心に構文の基礎練習をほどほどに、とにかく模写と実際にサイトを作ることに専念していました。6~7サイトオリジナルで作成したと思う。
オリジナルサイトはざっくりですが業種やテーマを絞って作成してみました。
例えば田舎の町工場のコーポレートサイト(信頼を感じるデザインで)、子供向けの歯科サイト(親しみとアットホームな雰囲気のデザイン)などなどな感じ。
サイトはWordpressを想定して仮想環境はローカルを使用。
言語はHTML、CSS、PHPを中心にJSを少々。Wordpressのセキュリティの基礎知識と対策など、クライアントワークで必要な事や知識はあらかた学びました。
学び始め6か月なろうかの日。
自身の事業用サイトも完成し、開業の手続きなども終えたころ、新しいスタートは幕を開けました。
希望に溢れたあの頃。想像もしない歓喜と、そして絶望な一時がくるなんて、この時のぼくはまだ知りません。
次回は「人脈やコネなし!勢いで起業したら大変なことになりました。【後編】」です。
ほいじゃまた